カー君に“人との距離感”を覚えて欲しくて作りました。
(いろんな人の名前を付箋に書いて、どこの人なのかを本人に貼ってもらい、間違っていたら直していく。)
自閉症の人は自分軸でしか物事をとらえられないので、他人から見た自分をいうのがわかりません。
私たちは、親しい人とか、上っ面だけの付き合いとか、あいさつするだけの人とか、プライベートなことまで話せる人とか、自分と相手の関係を何となく推し測って、いろんな人といろんな距離で付き合っています。
でも、それは目に見えないものであり、はっきり線引きされているものではありません。
自閉症の人は、そういうものを理解するのが難しい!
そんな人間関係を目に見える形にするとこうなりました。
曖昧なものを明確にする。多少強引に。。。笑
アイディアの元は、かの有名なK先生。
RセンターのDr.に見せた時、「こういう方法がわかりやすいとは言うけど、作ったのを見たのは初めて」と言われました。笑
これの出番が何度もあったと言うことは、それだけカー君がトラブルを起こしてくれたと言うことですが、今ではきっと、カー君の頭の中にこのマップがあるはずだと信じております!